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4月の新宿駅の美人率について

ここ1ヶ月ほど、通勤をした。

片道1時間以上である。

もちろん満員電車に揺られてである。

これは人間社会においてあらゆる損失でしかない。

 

ところが自分がいざその身になると、通勤自体に意義を見出さずにはいられない。これは不幸なことであるが、同時にこの極めて特殊な状況下では、その特殊さもすでにひとつの娯楽である。

 

いつもは本を読むのだが、何回か「美人率」を計算するという遊びを楽しんだ。

 

2016年4月、朝の新宿駅で水木金の3日間実施した。

 普通に通勤しながら、すれ違う人の総数と、そのうちに含まれる美人の数から、美人率を計算する。といういたってシンプルなものである。ただ乗り換えのために歩いている間にも、すれ違う人間の数は1000を超える。これは、計算される美人率も精度があがっていくことが期待できる。

 

4月といえば、1年のうちで最も通勤人口の平均年齢が若くなる時期である。そのために美人率は少しブーストされている可能性があるが、それでも結果はだいたい5パーセントに落ち着いた。これは20人にひとりという値である。かなり美人の定義をゆるく設定したにも関わらずこの値であった。これは、小学校、中学校、高校、大学と、美人はクラスにひとりいるかいないかという経験値とも近しい値である。

 

この5パーセントがどれくらいかというと、

例えばざっと調べてみると(正確さは保証できない)、

・全人口に対するLGBTの数

・日本人男性のうち、色盲を持っている数

・給与所得者のうち、年間給与が800万を超える人数

などが該当するらしい。

だからどうということではない。

 

この美人率が変動する要因として

・観測者の好み、美人の定義

・時期、場所、時間

などが考えられる。

つまり指標としてはかなりゆるいものである。

 

しかし即ち無意義ということにはならない。

なぜなら、おそらく男性がなんとなく経験値的に感じている美人率は、どのような計測方法でも似た値に落ち着くことが予想されるからだ。

 

「美人は非常に少ない。だいたい20人にひとりくらい」

 

きっと多くの男性がこう思っている。

これを証明するには全国の特派員の報告を待つしかない。

君の報告を心待ちにしている。

 

(実際は待ってません)

 

 

 

美人の正体 外見的魅力をめぐる心理学

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