悩めるお母さんを見て

子の育て方というようなものは、親から子へ、社会から個人へと受け継がれていくものと見せかけて、実のところ充分に発達した社会が持つ子育て情報のプールというようなものは、思いの外たまっておらず、個々の、現場の親のその場の判断に委ねられてる割合がいまだ非常に大きいのではないかと思い至ったのである。表現が下手なのでもう一度少し違う言い方をすると、例えば確立された療法のような、確かな積み重ねによる方法論の容易アクセス可能な蓄積が、意外にないのではないか、ということである。それはそうとイカレポンチとはどういう言葉なのか